業務可視化の必要性

 ユーザー部門が実現したいことがシステム部門に正確に伝わらないことが要件定義にて起こり得ます。ユーザー部門からシステム部門への円滑な要件伝達を手助けする手法として、弊社ではデータモデル分析手法を採用することで、次へと繋がる要件定義を実施いたします。現状業務の管理情報構造をモデル化することにより可視化した上で、ユーザー要件を整理して管理情報構造に落とし込み、何をどう管理すべきかを明確にしていきます。

 

 

プロトタイプ/パイロットを活用した事前検証

 データコンサルテーション活動において新ビジネスモデルを仮説検証する過程では、実際に動くプロトタイプ/パイロットにてご確認いただきながら実現性の立証を行うことが可能です。構造化された管理情報を、どのような画面でどう扱う(入力する、参照する)のか、実際に動くプロトタイプ/パイロットにてご確認いただくことで、具体的な業務フロー検証やケーススタディにも繋がります。

 

 

アイティーエスが提供するサービスにおける「データモデル」の活用

 要件定義にて作成するデータモデルおよび画面イメージを活用してRFPを作成することで、より正確なシステム開発またはパッケージ導入のコストを試算することに寄与します。さらに、システム開発ではデータモデルがデータベース設計における論理データモデルとなるため、物理データモデル設計にスムースに継承することが可能です。また、各種業務パッケージを検討・導入する際においても、データモデル及び画面イメージとパッケージ機能とをFit&Gap分析することで的確なパッケージ導入に寄与します。