導入実績
Case化学物質情報管理システム
システム構築楽々Frameworkを利用したWebアプリケーション及びバッチ処理システム
WEB/APサーバー(WindowsServer)
バッチサーバー(WindowsServer)
DBサーバー(Oracle)
製品・原料の化学物質情報を管理し、各種法規制に対応したSDS(安全データシート)等の帳票を作成し、製品購入顧客へ提供するためのシステムです。
低コスト・短納期・高品質の確保および、運用・保守作業の高生産性の実現
~従来のSDLCからの方向転換~
旧来システムの問題
旧来システムの問題
帳票作成・情報検索画面のレスポンスが悪く、同じようなデータが偏在していてどれが正なのかが捕捉しにくい状況でした。 度重なる改修によりシステムが煩雑になり、拡張性に乏しくなっていました。
「TMD(T字形ER図)」を利用することによりデータ重複を回避し、帳票作成・情報検索画面についても目標値のレスポンスを確保しました。 データモデル化により、改修作業等に柔軟に対応できるシステムの構築を実現しています。
SDI/RAD開発手法を利用し、短納期のシステム開発を実践しました。 データモデリングの徹底により、法改正に伴う、システム改修工数を圧縮し、また、大量の帳票再作成も、業務に影響がでないようスムーズに行うことを可能としました。 システム部門ユーザーから、「普段プログラミングを行わない方にも、旧来の仕様書のみではなく、TMDによりロジックやデータ構造が可視化され、保守作業の負荷軽減となっています。」との評価をいただいています。
楽々Frameworkの機能を意識した設計と、標準化・部品化の徹底による生産性・保守性の向上を目指しました。 法改正等改修が発生しやすい箇所を中心にTMDを利用し、分析を行い、ロジックを一部データ化及び局所化することにより、影響調査・改修作業を最小限に抑えることを可能としています。 仕様の不備・認識の相違を、減少させるために、システム部門ユーザーとの情報共有にTMDを利用しています。
設計からテストまで一貫してTMDを利用しています。 システム部門ユーザーにとって、TMDを利用してのはじめての開発でしたが、描いて終わりではなく、保守作業においても、有効に活用されています。 Javaバッチ処理においても、多量データ・トランザクションでの高パフォーマンスを維持しています。